My Usual Life

その日一日の事を徒然なるままに書きます。

 

障害者が発表者のTED、
自分の大好きなこと、自分ができること、夢について語る、
そんな”なんちゃってTED”をやってみたらどうだろう? 
と思いつきました。
 
で、よくよく考えてみると、
次の3つについて、なかなかなもんだな、と思いました。
 
なかなかのもん その1:障害者自身が、自分の思いを”熱く”語ること
なかなかのもん その2:カッコいい!!
なかなかのもん その3:もしかしたら、”なりわい”につながるかも
 
今日は、その1について書きます。
 
『障害者自身が自分の思いを語る』
 
そもそも、
「10分やるから、自分の思いを舞台で語れ」
と言われて、
「はい、わかりました
と、スイスイ出来る人が、世の中にどれくらいいるでしょうか?
 
もしかしたら、日々の生活に追われて、
自分が大好きなこと、
大好きだったけどあきらめてしまったこと(しかも、実は心残りがある)や
将来の夢が明確にわかっていない人が多いのではないでしょうか?
 
ですから、なんちゃってTEDの発表者には、
面談して、質問されて、ちょっとしたワークも実際にやって、
コーチングであったり、自分発見の個別セッションを受けるのと同じ効果があります。
 
こうやって明らかにされた”思い”って
障害の有無に関係なく、結構貴重だと思います。 
 
うちの息子の場合ならこんな感じでしょうか。
 
私「好きなことって何?」
息子「電車!」
私「電車ねぇ。電車のどんなとこが好きなの?」
息子「蒸気を出して、すごくカッコいいところだよ。」
私「(それは、電車じゃなくてSLだろう…)おお、カッコいいのね。なるほど。どんなとこがカッコいいと思うの?」
・・・・・
 
もちろん、夢や大好きなことは、明確に、具体的になって、
なんか将来の収入につながるようなことが見つかれば最高ですが、まぁ、慌てずに。
 
そして、さらに、ご両親や、学校の先生など、関係者にも補足のヒアリングをして、
発表者にフィードバックして、”思い”の精度をあげていきます。
 
この時、補足のヒアリングを受けた関係者は、
本人の”思い”と、自分の認識にギャップがあることに気づくかもしれません。
 
先のうちの息子の例で言うと
ヨメさん:「電車が好きなのは知っていたけど、スピード感が好きなのかと思ってた。」
みたいな。
 
こうして明らかになっていった障害者自身の”思い”は、
発表によって関係者に共有されます。
きっと、学校生活や就労、その後の社会生活に有効な情報となると思います。
 
これって、”なかなかのもん”だと思いません?
 
明日は、このプロジェクトの一番のポイント、
その2:カッコいい!!について書きます。
 
最後まで読んでいただきありがとうございます。