息子のテストの結果に思うこと
このブログでも何度か触れていますが、
小6の息子は自閉症で知的障害があり、
近所の小学校の支援学級に通っています。
一部の教科は、原級(普通級)でやってます。
先日、社会のテストの結果を持ってきました。
95点と100点です。
小6の社会は歴史です。
息子は、歴史が大好きで、
大河ドラマの”平清盛”は見ることが許される数少ないテレビ番組です。
そして、自閉症の特徴かもしれませんが、
細かいところの記憶力はすごいです。
大好きな鉄道に関しては、JRのみならず
全国私鉄の会社名、特急名が頭に入っており、
テレビで一部が映るだけで言い当てることができます。
算数で1+1=2を問題と答えを丸暗記しているだけなら、
1+3は答えられません。
でも、小6の歴史は丸暗記でかなりいいところまでいけます。
これでいいですかね?
「鎌倉幕府が1192年にできた」と記憶することより、
「鎌倉幕府ができたのは、だいたい1000年くらい前で、できた理由、背景は。。。。。」と思考する法が、将来、社会に出たときに役に立つのでは、
の様なことが、ある本に書いてありました。
孫正義のデジタル教育が日本を救う 角川SSC新書 (角川SSC新書)
歴史に限らず、今の学校の勉強はほぼ100%記憶力のみの勝負なような気がします。
現場の先生たちは一所懸命です。
子どもの頃から、この丸暗記を勉強と教えられ、
先生になり、先輩の先生たちの教え方もそうでした。
障害の有無に関わらず、子どもたちの将来を考えた教育ってどんなんだろう?
教育システムを変えるのは難しいけど、
どこか小さなステップでもいいから手をつけないといけないような気がします。
息子のテスト結果をみてそう思いました。
今日はこんなところで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。